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走れば変わる!人生が好転するランニングの意外なメリットとは?

「ランニングを始めてみようと思っているけど、なんのメリットがあるんだろ?」

「ランニングのメリットがいまいち分からなくて、継続するのにモチベーションが湧かない」

こんなふうに、ランニングって本当にメリットがあるのか疑問に思っていませんか?

結論から言うと、

やらない言い訳を考えてないで、メリットあるからとっとと走れ!

と言わせてもらいます。

そうは言っても、ランニングすることのメリットを知りたくてここにたどり着いているはずです。人間、意味があるか分からないものにモチベーションは湧かないので、メリットを知っておくことは大事です。

他の記事には、「健康な体が手に入る」「ストレス解消になる」「ダイエット効果がある」といった情報ばかりだと思いますが、私自身、ランニングを継続することのメリットは、行動力の向上にあると考えています。

そこで、この記事ではランニングをするとなぜ行動力が上がるのか、行動力が上がるとなにが良いのかを詳しく解説していきます。

目次

そもそも「行動力」ってなんだ?

ここで言う“行動力”とは、

頭で考えたり計画したりするだけでなく実際に動き出せる。何かに挑戦したい、やってみたいと思った時に、迷わず一歩踏み出せる。何遂げたいことのために、何をすればいいかを考えて行動に移す力のことです。

何かやってみようと考えてはいるものの行動に移せない。そんな自分に、心当たりはありませんか?実はそれ、意志の弱さじゃなくて、脳と心のエネルギーが足りてないだけかもしれません。そして、この“行動力”こそが、人生を変えていくカギです。

どれだけ考えたかより、どれだけ動いたか。小さな一歩でも、それを積み重ねていった人が、最後には大きな結果を手にしています。つまり、行動力がある人ほど、自分の人生を自分で動かせるんです。そしてその行動力は、誰でも育てていけます。その手段がランニングです。

ランニングで行動力が上がる理由

行動力とは、頭で考えているだけではなく実際に動き出す力のことだということがわかりました。では、なぜランニングによって行動力がアップするのか、その理由をみていきましょう。

体力がつく → 行動力の土台が強くなる

行動力とは、やる気や根性だけでなく、「実際に動けるエネルギー」があるかどうかが重要です。
どんなに頭では「やろう!」と思っても、身体が疲れていては行動に移すことはできません。

ランニングを習慣化することで、全身の持久力や基礎体力が向上します。
この「疲れにくい身体」が、日常のちょっとした行動や挑戦へのハードルを下げてくれるのです。

特に次のような効果が、行動力を底上げします。

  • 疲れにくい身体になることで、行動を先送りにしにくくなる
  • 身体が軽く感じることで、気持ちも前向きに、行動に勢いがつく
  • 体力に余裕があると、判断力や集中力も維持しやすくなる

つまり、行動力は「気合」だけでなく「身体の土台」が支えている。
ランニングでその土台を整えることで、行動力が自然に高まり、日々の小さなチャレンジも億劫にならなくなるのです。

脳がスッキリして、モヤモヤが消える

ランニングすると、脳の「前頭前野」という部分が活性化されます。ここは、意志決定・集中・計画などを司る場所です。

前頭前野(ぜんとうぜんや)とは?

ランニングで活性化される「前頭前野」は、脳の額の奥にある部分で、人間らしい高次の思考を担当する重要な場所です。この部分が元気になると、以下のような能力が高まります。

  • 集中力(ひとつのことにしっかり向き合える)
  • 意志決定力(何を優先するかを素早く判断できる)
  • 計画力(目標までの道筋が自然に思い浮かぶ)

なぜランニングで前頭前野が働くの?

運動をすると、脳への血流が増え、酸素や栄養がたっぷり届きます。
その結果、前頭前野が活発に働き始め、頭の中の情報整理がスムーズになるんです。

例えば、悩みや迷いでモヤモヤしている時って、頭の中でいろんな情報がごちゃごちゃしている状態。
ランニングをすると、その情報を整理整頓するモードにスイッチが入り、「結局、今はこれをやろう」と自分で納得できるようになります。

科学的にも証明済み

研究では、たった10〜15分程度の有酸素運動(ランニング、早歩きなど)で前頭前野の活動が明らかに上昇することが分かっています。
これは、運動初心者でも同じ効果が得られることがポイント。
「長距離じゃなくてOK」「短時間でも効果あり」という気軽さも、続けやすさにつながります。

ランニングによって脳に十分な栄養が届くことで前頭前野が育ち、思考がスムーズになることで行動力が上がるというわけです。

「やる気ホルモン」でスイッチが入る

ランニングをすると、脳内では「セロトニン」「ドーパミン」といったホルモンが分泌されます。

これらのホルモンは、ただ気持ちよくなるだけじゃありません。
「何か始めたい」「挑戦したい」と感じさせてくれる、行動のエンジンのような役割をしてくれるんです。

やる気ホルモンとは?

ランニングすると分泌される代表的な「やる気ホルモン」は、以下の3つです。

  1. ドーパミン
    → やる気、モチベーション、快感に関わるホルモン。達成感や「もうちょっと頑張りたい」という気持ちを後押ししてくれる。
  2. セロトニン
    → 気分を安定させるホルモン。不安やストレスを抑え、前向きな気持ちをつくってくれる。
  3. エンドルフィン
    → 「脳内麻薬」とも呼ばれ、痛みを和らげ、気分を高揚させるホルモン。ランナーズハイもこれが関係。

なぜランニングでやる気ホルモンが分泌される?

ランニングなどの有酸素運動は、軽いストレス状態を作ります。
体はそれを「快適な刺激」と受け取り、ストレスに対抗するためにドーパミンやセロトニンを分泌します。

その結果、ランニング後には「スッキリして気分が良い」「もうちょっと頑張ろう」というモードになり、面倒なことにもスイッチが入りやすくなるんです。

特に注目はドーパミン

「やる気ホルモン」の中でもドーパミンは、報酬を期待するときに強く分泌されます。
ランニング中に「あと100m走ろう」「もうちょっと頑張ろう」と小さな目標を自分に課すことで、ドーパミンが分泌され、次の行動へのスイッチも入りやすくなるんですね。


ポイントまとめ

  • ランニング=脳内でドーパミン、セロトニン、エンドルフィンが分泌
  • これらが組み合わさることで「気分が前向き+やる気スイッチON」状態に
  • たった10〜15分の軽いジョグでも効果あり

小さな達成感が「やれる自分」を育てる

ランニングは「始めやすく、成果が感じやすい」活動です。

たとえば、「5分でも走れた」「先週より距離が伸びた」「今日はサボらず続けられた」

そうした小さな達成感が積み重なることで、「自分はやればできる」という感覚が強まっていきます。この自己効力感こそが、行動力のベース。他のことにも「よし、やってみよう」と手を出せる自分へ変わっていけるんです。

人は「やった感」で勢いに乗る

人間の脳は、何かをやり終えた時に「達成ホルモン」とも呼ばれるドーパミンを分泌します。このホルモンのおかげで、やり遂げた時に「気持ちいい」「次もやろうかな」と感じるんです。

ランニングはこの達成感を短時間で得やすい行動。
「たった5分走った」「家の周り1周できた」だけでも、脳は「俺、やれたじゃん!」と自信を作り、次の行動への原動力になります。

「できた体験」を積み重ねると、行動力の貯金になる

行動できない時って「どうせ自分には無理」「めんどくさい」と、自分で自分をブレーキしてることが多いんです。

ランニングを習慣にすることで、小さな「やれた」を日々積み上げると、脳の中で「やれる自分」というセルフイメージが自然に育ってきます。この「自分は動けるんだ」という感覚が、行動を後押ししてくれるんです。

走る=最短で「0→1」を作れる行動

行動って、「何かを始める(0→1)」が一番エネルギーが必要。
ランニングは、服を着替えて外に出るだけでその「0→1」が完了するので、最短で「やった感」が得られます。その勢いを使って、他の面倒くさいタスクにも取り掛かりやすくなるんですね。

ポイントまとめ

  • 人は達成感で勢いがつく(ドーパミン効果)
  • 小さな達成体験が「やれる自分」を育てる
  • ランニングは「0→1」が簡単に作れる、最強の勢いスイッチ

行動力が上がると得られること

ランニングで行動力がアップする理由がわかったところで、次に知りたくなるのは行動力がアップすると、どんなメリットがあるんだろうということです。

次は、行動力が上がるとどんなことが起きるのか詳しくみていきます。

チャンスを逃さなくなる

行動力が高い人は、「とりあえずやってみる」ことができるので、失敗を恐れずに一歩踏み出せます。
結果として、行動しない人が逃すチャンスや出会いを掴みやすくなります。

変化に強くなる

行動力があると、失敗も経験として次に活かすことができるので、環境の変化やトラブルに対しても柔軟に動けます。
「まず動いてみよう」という姿勢が、変化への抵抗感を減らします。

自己肯定感が上がる

行動→結果(小さな成功でもOK)を繰り返すことで、「やればできるじゃん」と自己肯定感が自然に高まります。
逆に、何も行動しない状態が続くと、自信が減り、ますます動けなくなる悪循環になります。

他人との差が自然に開く

多くの人は「面倒」「失敗したくない」で止まります。
行動力がある人は、そのハードルを超えるので、他の人がやらないことに挑戦でき、結果的に周りとの差がつきやすい。

習慣化しやすくなる

「行動力」=「一歩踏み出す力」が高まると、新しいことを習慣にするハードルも下がります。
筋トレ、読書、勉強、ダイエットなども「やってみよう」の勢いで始めやすくなるんです。


つまり、行動力が高い人は、人生全体で「得られるものが多くなる」んですね。
チャンス、経験、出会い、成長、自信…全部、行動した人にしか手に入らない。たくさん行動すれば、なにかを手にするチャンスが自然と増える、そんなシンプルな原理です。そう考えると、たくさん行動した方が得ですね。

行動力は全ての土台になる

成果を上げるためには、単なる結果だけでなく、その土台となる「行動」と「行動力」が不可欠です。
このピラミッドは、成果を頂点に、その下に行動、そして最も基盤となる行動力を配置することで、成果を生み出すプロセスの本質をわかりやすく示しています。

つまり、どんなに高い成果を望んでも、まずは行動を起こし続ける力=行動力がなければ、成果はついてこない。
この図は、成功や目標達成のために、何に重点を置き、どのように積み上げていくべきかを理解するための指針となります。

【頂点:成果】

成果は、行動を重ねた先にしか得られない「結果・成長・チャンス」。思っているだけ、考えているだけでは絶対にたどり着けない領域です。

成果は時にすぐ出るわけではありませんが、行動を続けていくことで、少しずつ形になって現れます。成果が出ることで自信になり、さらに行動力が高まる好循環が生まれます。

【中段:行動】

行動は、行動力によって生まれる「実際に動くこと」。どんなに小さな行動でも、やってみることでしか経験や気づきは得られません。

「完璧にできるかどうか」よりも、「まず動く」が重要。行動を重ねることで、次第に挑戦のハードルも下がり、結果を生み出す力が磨かれていきます。行動が積み重なるほど、成功の確率も自然と高まります。

【土台:行動力】

行動力は、すべての土台になる「やる気・勇気・勢い」のエネルギー源。これがなければ、どんなにいいアイデアや計画があっても、現実は1ミリも動きません。

大事なのは、完璧を求めることではなく、「まずやってみよう」と思える気持ち。行動力がある人は、失敗を恐れず、スピード感をもって一歩を踏み出せます。

小さな一歩が、やがて大きな成果につながる。行動力は「結果を引き寄せる土台」です。

ランニングを始めるコツ・継続するコツ

ここまで読んでみて、ランニングを始めてみようと考えている人もいるはず。でも、「いきなり走るのはキツそう…」と考えてしまう人もいると思います。でも大丈夫。以下のポイントを意識すれば、誰でも自然に続けられます。

ウォーキングや短い距離からでOK

いきなり5km走る必要なんてありません。最初は「1分歩いて30秒走る」くらいからでOK。少しずつ走る時間を伸ばしていきましょう。初めから気合を入れすぎると長続きしないので、少しずつ続けていきましょう。そのうち、走れる距離も伸びていって楽しくなってきます。

毎日はやらなくていい

週2〜3回、15分程度からでも十分。むしろ「ちょっと物足りない」くらいが長続きします。それもきつい人は週1・月1でも5分でもいいんです。元々0だったんですから、大きな進歩です。

だんだんと体力がついてきたら頻度や距離を増やしていけばいいんです。

ごほうびを用意する

走ったあとのお気に入りの飲み物や、音楽を聴きながらのランニングなど、モチベーションを保つ工夫も大切です。

人間は現金なものなので、何か報酬があれば頑張れるものです。自分が頑張ろうと思える仕組みを作ることも継続するためのコツです。

適度に自分を甘やかす

ランニングは継続してこそ効果があります。しかし気合いを入れすぎると長続きできないのも事実。

もしランニングをサボってしまった日があったとしても、サボってしまった自分を責めるのではなく、「ランニングしている時点でえらいんだし、たまにはサボったっていいじゃん」と、適度に自分を甘やかすくらいがちょうどいいんです。

まとめ:行動力のある人が、人生を動かしていく

人生って、どれだけ考えたかじゃなく、どれだけ動いたかで変わります。そして、動き続けられる人は、自然と「行動力」が身についている人です。

ランニングは、その行動力を育ててくれる最高の手段です。あなたがもし「何か変わりたい」と思っているなら、まずは5分だけ走ってみてください。それが、これからの人生を変える最初の一歩になるかもしれません。

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